「エディス・フィンチが遺したもの」のジャンルは?

"ウォーキングシミュレーター"といいます。

一般的なアドベンチャーゲームとは違い、謎解きもパズルもありません。
物語は一本道で、ただマップ内を歩き回るだけ。

しかしその中から、直接的には語られない主人公にまつわるストーリーが浮かび上がってきます。
「直に語らず、プレイヤーに悟らせる」というのがウォーキングシミュレーターの醍醐味で、ゲーム制作者の腕の見せ所です。
このジャンルの代表作には『Gone Home』などがあります。

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もうすぐアップロードする実況動画パート2で詳しく話していますが、『エディス・フィンチが遺したもの』は小泉八雲の怪談小説に影響を受けているらしく、「直接語らず暗に悟らせる」という手法が存分に発揮されています。

主人公はエディス家の末裔で、呪われた家系の災難を曽々祖父の代から追体験するというお話。
しかし中には、死因がはっきりしない者もいます。
いまだに海外考察勢の間で激論が交わされていて、明確な答えはありません。
手掛かりの断片があるだけ。

屋敷に溢れている思い出の品々それ自体が謎を解くヒントになっています。
単なる背景ではない。
このあたりの、「プレイヤーが歩き回って目にしたものをヒントに物語を組み立てていく」ことこそがウォーキング・シミュレーターの本質だと言えるでしょう。
『エディス・フィンチが遺したもの』は現時点で、ウォーキング・シミュレーターの最高傑作だと思っています。

アルチンボルド展に行ってきました!

ジュゼッペ・アルチンボルドは、16世紀イタリアの宮廷画家です。
ハプスブルク家のフェルディナンド一世に仕えました。

アルチンボルド

花などの静物を寄せ集めて肖像画とする"寄せ絵"で有名です。
久しぶりに上野の美術館に行きました!

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どうした、ホームズ!?w

ワトソンにつられて踊っちゃうホームズ達



以上、Frogwaresのエイプリルフールネタ動画でしたw

2013年のまとめ

そろそろ今年の総括をしておきます。

まず実況についてですが、「シャーロック・ホームズの遺言」と「The Cat Lady」を完結しました。
特にCat Ladyは前々から紹介したかったADVゲームなので、無事完結できて感無量です。
コメントから心を動かされた人も多かったようで、感動を分かち合えて嬉しいです。
来年も2本か3本ほど実況を完結できればと思っております。

個人的な出来事で言えば、やはり5月からデッサン教室に通い始めたことが大きい。
美術館通いも半ば無理矢理始めましたが、ハマってしまいましたw
更に美術史の勉強も始めました。
今月からはポーズ集からの人物模写もやることに。
来年は画力を上げようと考えています。

それから自宅のインターネット接続を解約したのもでかい。
読書が捗るのなんのって!
(実況動画やブログ記事は近所のマクドナルドでノートPCからアップしてます)



2013年のベスト美術展は「アンリ・ルソーから始まる素朴派とアウトサイダーズの世界」。
詳しくは過去記事を参照下さい。
「下手でも良いんだ!」と妙に勇気づけられました(笑)。

2013年のベスト映画は「ゼロ・グラヴィティ」に決定。
90分間宇宙空間で、主な登場人物もサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーのみ。
でも全く飽きさせない。
途中で猛烈に泣ける演出が待ってます。
興味を持たれた方は是非、映画館で観て下さい!

zero_gravity

2013年のベスト本はブログ過去記事でもご紹介した「父 パードレ・パドローネ ある羊飼いの教育」。
暴君的な父親の元で、20歳まで読み書きも出来ずに羊飼いをしてきた著者ガヴィーノ・レッダの自伝的小説です。
家を飛び出し、軍隊に入り、そこで勉強の面白さに目覚め、ラストで長年の父との確執が爆発します。
クライマックスは震えます。
小説では触れられていませんが著者はその後、苦学して言語学者になり、大学で教えるようになります。

彼はシチリア島出身で、イタリアの軍隊に入るんですが、シチリア語とイタリア語は全く別物です。
だからそもそも言葉が分からない!
さらに読み書きが出来ないとなれば絶望的で、諦めても仕方がないのですが、そこからの不屈の闘志にはこちらまで背筋を正されます。
書類の手違いで潜り込めたラジオ修理講座でチンプンカンプンの著者が(イタリア語がわからないのにオームの法則とかが出てくる!)「燃えるようなやる気はあるんだが、何をどうしたらいいか見当が付かない」と途方に暮れる場面は私も経験がありますw
難局をどうやって乗り切ったのか、この辺の所もスリリングです。
夜を徹して読むこと間違いなしの傑作でした。

私は26日が仕事納めなので、図書館から本を大量に借りておきましたw
皆さんは今年はどんな年でしたか?

来年も実り多き年になりますよう!

自分の動画のキリ番ゲット!w

ホームズvs切り裂きジャックの再生数が19999だったので、自分で2万再生目のキリ番ゲットしてしまいました!
ちゃんと記念コメントもしておきましたw
超気持ちいいんですけどw



ずっと再生数2桁から伸び悩んでいた動画が、こんなに伸びるなんて…
2週目を視聴してくれた方もいるとか。嬉しい限りです。

もっと面白い動画を上げて、沢山の人が観てほしいという欲が出てきました。
まずはバック・トゥ・ザ・フューチャーの完結を目指して、一歩一歩着実にやっていきます!

白隠禅師展に行って参りました

渋谷のBunkamura Museumで開催されている展覧会
白隠展 HAKUIN 禅画に込めたメッセージ
を見てきました。

hakuin_selfportrait 白隠の自画像

白隠慧鶴(はくいんえかく1685~1768)という禅宗の仏教僧でして、特別な思い入れがあります。
私は仏教や儒教は、キリスト教やイスラム教などの宗教よりも『倫理学』に近いと考えてます。

白隠はかなり情熱的に布教してた人で、生き方に熱いものを感じます。
面白かったのは、彼はダルマさんを度々描いてます。
以下は40代のときに描いたダルマです。

daruma_40

出っ歯で、卑屈な目つきです。
技巧を凝らして、繊細な描き方をしてます。
これに対し、以下は80代で描いたダルマの絵。

daruma_80

技巧を放棄して、好きなように描いてます。
「意図が伝われば良いよ~」とばかりに、開き直ってる感さえ出てます。
こういう年をとって心境が変化する様を、禅画から伺えるのも興味深い点でした。

他にも、弟子に与えた絵に

「どんな事を言おうが、修行して悟りを開かなければ、無駄口になってしまうぞ 
─ さる所の八十二歳のおやぢより」

という意味のことが書かれていて、白隠のおちゃめな性格が出てます。


最後に、好きなエピソードをご紹介します。

ある時、ある女性がこっそり子供を産みます。
両親に言いづらかった女性は、両親は白隠の信者で大ファンだから、白隠の子供ということにしたら許してくれるだろう、と考えました。
その旨を親に告げると、案の定激怒し、白隠の所に行って「あんたが責任を取って育てろ」と子供を押しつけます。

白隠は顔色を変えず、弁解もせず、それ以来赤ちゃんにもらい乳をして、民家を渡り歩く毎日。
当然、今まで高潔な禅僧として知られていた白隠の評判はガタ落ちです。
この有様を見た女性はたまらず、両親に嘘を言った旨を打ち明けます。
両親は驚き、白隠にスライディング土下座して、子供を引き取ります。

女性が真実を打ち明けたからよかったようなものの、もし一生黙っていたら、白隠は好色な僧だとのレッテルを貼られたままだったでしょう。

自分の心がしっかりしてるなら、世間の評判や、人からどう思われようと構わない。
この猛烈に自分指向な心が、白隠の魅力ですね。

ニコ生ってどーでしょー?

せっかくコミュあるんだから、ニコ生やってみようかな~と思ってまして。
需要あるんでしょうか?
ダークソウル買ったので、一人で遊ぶのもなんだし、初見プレイで生放送しよっかな・・・

たまには編集無しで純粋にゲームを楽しむのもおもしろいかな~、と。
なんかやってほしいゲームありますかね?

男達は腕相撲でしか分かり合えない

ご無沙汰してます。引っ越しや転職でバタバタしてますた。
Grim Fandangoの攻略もゆっくり進めてますよ。

さて、僕には範馬勇次郎のような父親がいます。
まあ性格はいたって温厚なのですが、小学校時代に運動神経の悪さを自覚し、中学から筋トレを始め、以来64歳の今日までトレーニングを欠かしたことがないという怪物です。
サウスポーでして、左手なら腕相撲は過去無敗だそうで。元運送屋で腕に自信のある私でも歯が立たない状態でした。

が!つい先日、実家に帰った時に、いっちょやってみるかと勝負してみたところ・・・
ついに勝ちました!29歳にしてやっと!
でもホント互角の勝負で、筋トレさぼったらすぐに負けそうに感じましたね。脳の血管切れるかと思ったw
年下の体操選手やレスリング選手、果ては自衛隊員と勝負しても全勝してきた親父ですから。
ちなみに身長165cm、体重55kgですよ!見た目ヒョロイじじいなんです。

こんなおじいちゃんになるため、今日も筋トレに励むうp主でありました(実況にも励もうね・・・w)。

あけまして、おめでとうございます!

あけちゃいましたね~
去年はかなり色んなことがあった年でした。
震災の印象が大きいですが、私事でも大きなできごとがいくつかありました。
全て良いことばかりです。
今年も、みなさんにとっても実り多い年になりますように!

結婚ラッシュに思うこと

こないだ大学時代の友達と会って「東京ドーム脱出イベント」に行って来ました。
ドーム会場を駆け回って、ヒントを集めて謎を解いて脱出する、という趣旨のイベントです。
直前に飲みすぎて脱出はできませんでしたが、楽しかった。
ただ、今回は制限時間が1時間の上、マップが広大だったので、次回は制限時間3時間・狭い会場で、純粋に知力勝負にしてほしいな。

そして旧友達の結婚話で盛り上がったんですが、30歳間際ってやっぱり特別な意味を持つようで、結婚する友人が続出してますな。

ここで、世の中に結婚賛歌は数あれど、結婚を皮肉った詩はあまりないので、お風呂入ってる間に狂歌を作ってみますた。

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狂婚歌    作:鈴木魯平

籍ハ桎梏     家庭ハ業火
奥ハ牛頭馬頭  童ハ餓鬼
ドウシテ修羅ノ  敷居ヲ跨グカ
ソレハ独リジャ  暇ダカラ
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桎梏(しっこく)は手かせ足かせのこと、牛頭馬頭(ごずめず)は地獄の獄卒です。
狂歌のタイトルは白居易の「長恨歌」のもじりです。どうでもいいけど

ちなみにこんな歌を作っても、私は結婚否定派じゃありません。
若くして次々と結婚していく友人達への、キツいブラックジョークでした♪