前回のエントリのコメントで、英語をどうやって勉強してきたのか、という趣旨の質問があったので、ここでご説明しますね。
効果があったものを挙げていきます。
まず発音練習です。発音記号を見て、それらがどう発音するのか知っておかなければいけません。
UDA式英会話という教材でみっちり練習しました。
[英語発音入門]というサイトもよくまとまってます。
それから文法ですね。
予備校時代に嫌というほどやらされたのが、後々生きてきました。
5分型と
分詞構文だけ知ってれば大丈夫だと思います。
シャドーイングは、短期間で飛躍的に英語力を伸ばすのに効果大です。
NHKラジオの
実践ビジネス英語が、自分にとって最適の教材でした。
テキスト安いし(笑)
3分の英文朗読を1日100回聞いてました。
最初の30回はテキストを読みながら聞いて、次の30回はテキストを見ながら音声に合わせてシャドーイング、最後の40回はテキストを見ないでシャドーイング。なるべく暗記してました。
これを数ヶ月続けたら、英語力が格段にアップしました。
英語学習をする上で、指針にしたサイトがあるので、ご紹介します。
英語・発音・語彙/英語耳 です。
読み・書き・喋りと、英語学習全般に関して膨大な方法論を教えてくれます。
ドキュメントの量が多いので、全部読むのは骨が折れました(笑)
この中のParrot's Lawというメソッドは、私も参考にしました。
あとは洋ゲーをプレイするのと、ペーパーバック読書ですね。
やっぱり楽しみがないと。
面倒くさいので、なるべく辞書を引かずにやってました。
反対に、やってはいけない勉強法は、単語帳です。
これは大道芸人で数学者のピーター・フランクルさんも著書で言ってました。
というのも、英語と日本語の単語は、意味が一対一で対応していないんですね。
makeという単語は、和訳するにしても文脈によって千差万別でしょう。
だから英単語は、それが登場する文章とセットにして記憶する。
それも、日本語の文章に訳して覚えるのではなく、英文のまま理解しましょう。
難しいですが、ある英文を読んだときに、脳にダイレクトに入ってくる印象がありますね。
その感覚を大事にしてください。
これは大事なことなのでもう一度言います。
英文を読んだ時、"なるべく"頭の中で日本語に訳さないように。
最後に、英語学習のモチベーションを上げるための最強の自伝をご紹介します。
戦後の日本で英語学校を立ち上げ、生涯を英語の指導に費やした松本亨さんの「
英語と私」です。

これ、面白いですよ。
留学生として渡米する際に、検便を提出するんですが、当時はボットン便所だったので、自分の部屋の畳に新聞紙を敷いて、そこに脱糞して検便を採取した、とか(笑)
その時、あまりの臭さに涙が出て、「アメリカって残酷」と思ったそうですwww
で、渡米中に第二次世界大戦が勃発して、強制収容所に入れられるんですね。
その時、日本人は自分たちで規律を正して、しっかり生活してた描写があります。
穏やかな雰囲気で、英語ができる日本人もちらほらいて、米兵とも言葉を交わしたりします。
それで米兵は居心地がいい日本人収容所にいたがるんですね。
「ドイツ兵の収容所は隙を見せると殺されそうで嫌だ」とか言って(笑)
以上が、私が今まで通ってきた道です。
これを見た中で、1人でも英語のゲームをプレイしてくれたら嬉しいです。
日本語ローカライズされるのは、今までもこれからも超大作ゲームだけですよ。
だって、マイナーなゲームを日本語化したって、利益は出ませんから。
一方、ゲーム開発者の世界では、インディーズの人たちが作家性の強いゲームを続々とリリースしてます。
これらはとんでもなく自由な発想で作られたゲームが多いんです。
今実況してる「シャーロック・ホームズの遺言」が完結したら、次に実況するゲームはすでに決まってます。
まだタイトルは明かしませんが、これは私が今までプレイしてきた全てのゲームの中で、「一番心に刺さった」ゲームです。
そしてこのゲームは、永遠に日本語化されないでしょう。
これをプレイするには英語を勉強するしかないんです。
皆さんも、この楽しい世界に足を踏み入れてみませんか?
以上、英語学習法と洋ゲーの世界へのお誘いでした(笑)