ホームズの遺言 時代背景の解説記事まとめ

先日完結した「シャーロック・ホームズの遺言」実況プレイですが、このブログで様々な補足記事を書きました。
なので、それらのリンクを本記事でまとめておきます。

19世紀末ロンドンの時代背景についての理解の一助になれば幸いです。
(※当然これもネタバレ注意!)

☆以下まとめ

ホームズシリーズの時系列と、貴族および聖職者の階級について

19世紀イギリスの通貨の単位一覧と、ワトソンの推定年収

伝説の老犬トビー

最低の詩人ウィリアム・トパーズ・マクゴナガルとテイ橋の惨事

ホームズとワトソンの声優

ボーア戦争とボーイスカウトの起源

不気味なワトソン

うp主のアヘン講座

史上最高のイギリス人科学者マイケル・ファラデー列伝

北米の大学特有の友愛会(フラタニティ)

イタリアの仮面劇コメディア・デラルテ

世界中で散見される三猿の謎

The Awakenedの伏線

最高の推理映画「薔薇の名前」

本作ストーリーの解説

「ホームズの遺言」を映画化するなら?


以上、興味のある記事をぜひ読んでみてください♪

「ホームズの遺言」を映画化するなら?

シャーロック・ホームズの遺言 実況プレイ Part30 (最終回)を acidrum さんに宣伝して頂きました!ありがとうございます!

さて以前、「ホームズvs切り裂きジャック」を映画化するなら?のブログ記事で、脳内キャスティングを発表しました。
今回は、「ホームズの遺言」の脳内キャスティングを発表します!
当然ネタバレ注意でございます。

ではどうぞ!

☆シャーロック・ホームズ
ダニエル・デイ・ルイス

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現在、靴職人や大工作業をしながらたま~に映画に出ているそうです。
最近では「リンカーン」でエイブラハム・リンカーンを熱演して3度目のアカデミー主演男優賞を受賞。
映画界最高の俳優の一人と考えられています。
デ・ニーロを超える気違いじみた役作りで、ホームズを大熱演することでしょう。ロンドンっ子ですし。
身長はなんと187cm!!

☆ジョン・H・ワトソン
コリン・ファース

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「英国王のスピーチ」でイギリス国王ジョージ6世を演じ、アカデミー主演男優賞を受賞。
生粋の英国人。知性が全身から迸り出ています。
「シングルマン」の同性愛者の大学教授役が印象に残ってます。

☆モリアーティ教授
ウィレム・デフォー

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知性と狂気を兼ね備えた人物を演じさせたら右に出るものはいない。
その特異な容貌から凶悪な役をオファーされることが多いが、一方で「プラトーン」や「ミシシッピー・バーニング」のように善人を演じることもある、不思議な魅了を持つ性格俳優。
考えれば考えるほど、モリアーティはデフォーしか考えられない。

☆ベインズ警部
クライヴ・オーウェン

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イギリス人です。何となくズルい男を演じたらハマるような気がします。
ベインズ警部は狡猾な男なので、適役だと考えました。
モリアーティの手先の実行犯として、精力的なイメージのある彼はハマり役だと思うんですが、いかがでしょうか。
ちなみに彼の出演作では「トゥモロー・ワールド」が断トツで好きです。「シン・シティ」も良い!

☆ウッドビル王子
キリアン・マーフィー

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アイルランド生まれ。
「バットマン・ビギンズ」でスケアクロウを演じ、強烈なインパクトを残しました。
冷たい美貌の男といった風情。見た目は優雅だけど、中身は保身で塗れているウッドビル王子をねちっこく演じてくれることでしょう。

☆ハンス・シールマン
サム・ニール

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代表作は「ジュラシック・パーク」の主人公でしょう。
善人役のイメージがありますが、悪役顔ですよねw
「デイブレイカー」の悪の吸血鬼役が好きです。
実に狡猾そうな顔をしてると思うんですが(失礼)

☆ロシア3兄弟
マイケル・アイアンサイド

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”カナダのジャック・ニコルソン”の異名を持つ(笑)
「トータル・リコール」の悪役でブレイク。私的には「スターシップ・トゥルーパーズ」の教官が一番好き。
あとスキャナーズの悪役も忘れ難い。
無政府主義者のロシア人とか、まさにはまり役。

☆ルーシー
ルーニー・マーラ

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父親はニューヨーク・ジャイアンツの副社長という、超セレブ。
「ドラゴン・タトゥーの女」の体当たり演技でアカデミー主演女優賞にノミネートされた。
ルーシーは美貌で芯が強いイメージ。

☆ファーレイ記者
ケビン・ベーコン

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出演作は数多いんですが、一本挙げるなら「X-MEN ファーストジェネレーション」のセバスティアン・ショーです。全てのエネルギーを吸収するという、シリーズ最強と言っても過言ではない能力の持ち主。(なので基本的に攻撃は利かない)
残忍な悪役で本領発揮するタイプだと思います。

☆ホワイトチャペル診療所の医師グラント
マイケル・スタールバーグ

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映画初主演「シリアスマン」の演技がインパクトありました。
にこやかな顔の下に憎悪をかかえてそうなツラです(またまた失礼)
クセ者を演じさせたらピカイチのような気がします。

☆金床のダニー
アンジェリカ・ヒューストン

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アダムスファミリーのモーティシア・アダムスで有名ですが、今やすごいタッパの持ち主になってます。
御年62歳のアカデミー賞女優に、この凶暴な役を演じてほしいですw

☆司教の甥ヘンリー・ハンプフォード
シャイア・ラブーフ

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線が細く、神経症的な印象がある。
ギャラが安い上にスター性があるので、フォーブス誌が選ぶ「コストパフォーマンスの高い俳優」トップに選ばれたw
私生活ではスキャンダルが多いヤンチャ者。

☆ウエストゲート刑務所長P・パターソン
ロバート・ダウニー・ジュニア

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映画版ホームズ繋がりということで特別出演w
いや実際、娘に振り回される無理解な父親という役はうってつけだと思うんですが…
アイアンマンシリーズですっかりスター俳優ですね。

☆看守フランク・ブライトン(ジェニーの恋人)
ジャスティン・ティンバーレイク

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馬鹿そう(直球)。
失礼な言い方だけど、少なくとも間違いなく詩の才能はない顔をしてるw
最近、良い映画に恵まれすぎ!

☆刑務所長の娘ジェニー・パターソン
キルステン・ダンスト

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幸薄そう(失礼)。
スパイダーマンのヒロインのイメージが強すぎる。

☆看守長ジェームズ
サシャ・バロン・コーエン

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私はこの人の映画は全部好きです。
あまりに馬鹿すぎて(笑)。
一番好きなのは「ボラット」ですかね。
最近では「レ・ミゼラブル」の強欲な宿屋の主人を演じてました。
コメディアンって、演技力が半端ないと思います。

☆看守オサリバン
ベン・スティラー

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看守陣は、コミカルな面々でいきたい。
というわけで、警官になるために猛勉強中だがハンスに気絶させられる報われないオサリバンは、面白いオーラを放っているベン・スティラーで。
「トロピック・サンダー」には爆笑させていただいた。

☆看守マッケンジー
ウィル・フェレル

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元祖面白フェイス。
存在そのものが面白すぎるw

☆阿片窟の支配人
でんでん

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元々は良いお父さんのような役が多かったが、「冷たい熱帯魚」での殺人鬼役を熱演して以降、サイコパスのイメージが定着した(私の中でw)。
中国人の俳優はあまり詳しくないので、クセの強いアジア人俳優で真っ先に浮かんだのがこの人だった。

☆フリント兄弟
ロン・パールマン

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彼以外にいないでしょう。最近では「パシフィック・リム」で相変わらず怪演しててうれしかった。
画像は「薔薇の名前」のサルヴァトーレ。
一度観たら忘れないインパクトのあるヴィジュアル。

☆中田氏司祭
ジュード・ロウ

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これも映画版ホームズからの特別出演ということで。
関係ないけど、彼のような大金持ちでも薄毛の進行が止められなかったということは、もう禿げは諦めるしかないってことなんですかねw

以上、脳内キャスティングでした。
出演料だけで制作費の全部を使い切ってしまうほど豪華なキャストですw
でも観てみたいな~!

まあホームズに関しては、これからもいろんな監督で様々な解釈で映画化されると思うので、期待してます。

ホームズの遺言 最終回: ストーリーの解説

黒幕と対決。
そしてお化け屋敷の扉の向こうに意外な人物が…



これにて、3ヶ月半に渡り実況してきた「シャーロック・ホームズの遺言」は無事、完結致しました。
最初から最後までお付き合い頂いて、感謝します。

以下にストーリーの解説及び考察を書きます。
当然ネタバレなので、本実況動画を全て観てからご覧下さい。

続きを読む

シャーロック・ホームズの遺言 実況プレイ Part29

ホームズとワトソンの逆襲



またワトソンがやらかしたw
さて、次回は最終回!

次回のブログ記事で本作の総ざらいとストーリーの考察をしますので、是非読んで下さい。
気合い入れて書きます。

お楽しみに!



2014年発売予定のホームズシリーズ最新作「シャーロック・ホームズ:罪と罰」の最新スクリーンショットが来てたのでご紹介します。

Holmes_C&P
ホームズのご尊顔。生え際が前進して、ちょっと若返った印象?

holmes_disguise
ホームズ六変化

deduction_board_C&P
推理ボードもスタイリッシュに

さて近況なんですが、今月ネットを解約します。
インターネットはマックにノートPCを持ち込んですることになります。
ネットは楽しいんですが、益よりも害の方が多いような気がしてw

本を読む時間が削られてしまうのが痛いんです。
ちょっと調べ物をするのにネットは便利なんですが、人生を変えるほどの影響を受けるのは読書によることが多いですね。
つまり読書の方が大事ということです。

まあ、実況はいつも通り続けますのでご心配なく。
むしろ変な時間にUPすることがなくなって、かえって良いかもw

では、最後に金床のダニーのサービスショットをどうぞ(笑)

danny_Testament
レスリング大会11連覇チャンピオンの勇姿

シャーロック・ホームズの遺言 実況プレイ Part28

ウッドビル王子をサクッと片付ける



ワトソンの即興力www
偽身分での自己紹介で本名を名乗るなw
ジョン卿って…w

さあ、もうすぐ完結です。
実は録画は全て終わっていて、Part30が最終回です。
残り2回、頑張って字幕を付けていきますんで、最後までお付き合い下さい。



シャーロック・ホームズの冒険:The Awakened 実況プレイPart01を何気なく観たら、自分で20000再生を踏んでしまいました!(笑)
ちゃんと記念コメントも残しておきましたw



奇跡ですよ。
ホームズvs切り裂きジャックPart01でも20000再生ゲットしましたもん。

ホームズシリーズの再生数は順調に伸びてるのに、グリム・ファンダンゴはあまり伸びてないのが悲しいです…
まあ地道に宣伝工作していくしかないですね♪


シャーロック・ホームズの遺言 実況プレイ Part27

モリアーティの手下の警備達を、卑劣な手段で駆逐してゆく



大ボスの登場まで、まだもうちょっとあります。
その前に中ボスが何人か出てきますので、次回はそちらに対処することになります。
ホームズトラップが大炸裂しますのでお楽しみにw



上野の東京都美術館で開催してる、ルーヴル美術館展 ―地中海 四千年のものがたり―に行ってきました!

凄い人!だけど楽しかった!

この展覧会を見れば、紀元前2000年~19世紀までの地中海周辺世界の大まかな歴史を、頭に定着させることができます。
ある年代毎に5章立てになっていて、それぞれの章の冒頭に大きな世界地図のパネルで国の情勢を解説するのですが、これが非常にわかりやすい!
たとえ歴史ド素人でも、おおざっぱに地中海諸国の勢力図を覚えられます。

美術館

章の構成は以下のようになっています。

・第1章 紀元前2000年~前1000年
…エジプト文明とギリシャ文明が誕生し、互いが交流を始めるまで。

・第2章 紀元前4世紀~後5世紀
…マケドニアのアレクサンダー大王が地中海周辺のほぼ全域を制覇し、ギリシャ文化が広がる。前2世紀からはローマの時代で、宿敵カルタゴを倒した後、ローマは東西に分裂する。エジプト・ローマ・中東の文化が相互に影響を与え合う。

・第3章 1090年~1492年
十字軍の遠征が開始され、イスラム教と激しく衝突する。それによってキリスト教世界とイスラム教世界の文化が混ざり合う様を、展示品から見て取れる。

・第4章 1490年~1750年
西洋ではルネサンスが興隆する一方、イスラム国のオスマン・トルコが勢力を拡大する。
西欧の芸術家が、エジプトやトルコなどのオリエンタルな国に、非常に憧れを持っていたのが、展示美術品に表れている。

・第5章 1750年~1850年
「グランドツアー」と呼ばれる、イギリス貴族の子弟が教育の締めくくりに行う、見聞を広めるための旅行が流行する。主にイタリアに旅行し、この経験から彼らは地中海世界に対して非常に思い入れが深くなった。
それが芸術家の表現にも影響しているのを、沢山の絵画で例証する。

highlight
19世紀フランスの画家が北アフリカ旅行中に描いたユダヤ人女性。ヨーロッパ人はエキゾチックが大好き(クレオパトラとか、浮世絵とか)。

この展覧会は、地中海周辺に限定してるのが良かったですね。
世界史を学ぶ時は、中国やらインドやら東南アジアやらも出てくるので複雑ですが、地中海周辺だけなら割とシンプルです。

美術展というよりも、歴史の勉強だと思って行った方が良いですね。
それに、例えば紀元前4世紀のギリシャ職人が作った壺などの実物を間近で見られるので、イメージが沸きやすく、記憶に残ります。

これはおすすめ!
超混んでましたが、都内住みの方は是非、上野の東京都美術館へどうぞ!
9月23日までやってます。

鑑賞が終わったら、アメ横でケバブを食べてからお帰り下さい。
メチャクチャ美味しいですから(笑)

kebab
モーゼスさんのケバブ アメ横店。上野に来たら必ず寄ってますw

シャーロック・ホームズの遺言 実況プレイ Part26

いよいよ終盤戦。
いざ、黒幕の本拠地へ!



ワトソンとホームズが二手に分かれます。
ワトソンは廃工場で何が行われているのか調べに。
ホームズはモリアーティを探しに廃墟の遊園地へ…

今回のパートで、発狂作用のある毒薬の使い道が明らかになります。

周到な陰謀をどうやって阻止するのか。
乞うご期待!



さて今回は、私が一番好きな推理映画をご紹介します。
薔薇の名前』です。
この映画が好きすぎて、ウンベルト・エーコの小難しい原作小説も読みました。

1327年に北イタリアのカトリック修道院で、怪死を遂げた修道士の謎を解くウィリアム(ショーン・コネリー)と弟子アドソ(クリスチャン・スレイター)の推理と冒険の物語。
ちなみに彼らの関係は、ホームズとワトソンの関係を踏襲しています。

rose

この映画の素晴らしい所は、中世ヨーロッパの暗黒感がよく描かれていること。
眼鏡が最新のテクノロジーだったり。
修道士の挨拶が口づけだったり。
時代考証がしっかりしてる。

それから若かりしクリスチャン・スレイターの綺麗なこと!
最初で最後の恋が哀しい…


実はニコ動にこの映画がUPされてるんです。
よろしければ観て下さい。



物語の背景知識があれば、より楽しめるかと存じます。
ウィリアムは、清貧を旨とするフランシスコ会の修道士です。
フランシスコ会は当時、教皇庁と敵対していました。
対立の原因は、フランシスコ会が「教会は私有財産を持ってはいけない」という過激な主張をしていて、それが教皇庁の逆鱗に触れたからです。
これを「清貧論争」と言います。

じつは、ウィリアムはこの清貧論争に決着をつけるために、物語の舞台となるベネディクト会修道院を訪れたんです。
そこでタイミング悪く修道士が謎の死を遂げ、ウィリアムは調査を始めます。
その後、次々と犠牲者が出ますが、調査の途中で教皇庁の使節団が到着。論争が始まります。
教皇庁の連中の一人に、この映画の悪役である異端審問官ベルナール・ギーがいて、ウィリアムとは因縁の仲らしく…
と、ストーリーは重層的に展開していきます。

よろしければ、ご視聴下さい。
面白いですよ♪

シャーロック・ホームズの遺言 実況プレイ Part24, 25

お待たせしました、驚愕の展開から今回、事件の全体像が判明します。
今までの伏線が全て繋がります!





以下の文章はネタバレになりますので、上記のPart24, 25動画を見てからお読み下さい。

続きを読む

シャーロック・ホームズの遺言 実況プレイ Part23

粉ひき場でまたもや大事件が…



物語が終幕に向けて加速してきました。
視聴者の皆さんは毎回とんでもない展開に驚いてることと思いますが、私に言わせればまだ序の口です。
本当に驚愕の展開はこれから。
お楽しみに!



さて前回と今回のパートで、ロシア人3兄弟が出てきました。
それぞれ目が見えない、耳が聞こえない、口が聞けない、という特徴があります。

これは日本ではいわゆる「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿(さんざる)ですね。
日光東照宮の彫刻で有名です。

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日光東照宮のレリーフ:江戸初期の左甚五郎作

しかし、これは"サル"にかけた洒落ですよね?
なぜ英語圏にも三猿が?と疑問に思いませんか。

実は日本ではたまたまサルにかけた洒落になっているのであって、三猿は世界中にあります。
英語圏では"Three wise monkeys"と言います。
どこが起源なのかは全くわかっておりません。
日本起源じゃないことは確かですw(多分シルクロードから中国を経て、輸入されたんでしょう)

ちなみに三猿は道徳的に『悪を見るな、悪を言うな、悪を聞くな』という戒めのために作られたようです。
では世界の三猿について、解説していきます。

●インド

釈迦と弟子アーナンダの会話で、こんな問答があります。

アーナンダ:「婦人に対してどうすればよいか?」
釈迦:「見るな」
アーナンダ:「見てしまったら、どうしたらよいか?」
釈迦:「話しかけるな」
アーナンダ:「話しかけてしまったら、どうしたらよいか?」
釈迦:「慎むのだ」

つまり「見るな、言うな、するな」の戒律です。

近代では、マハトマ・ガンジーが三猿の像を身に付け、戒めとしていました。

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ガンジーの三猿

●中国

「論語」で、孔子が弟子の顔淵に対して、三猿の教えを説きます。

「礼に非ざれば視ること勿れ、礼に非ざれば聴くこと勿れ、礼に非ざれば言うこと勿れ、礼に非ざれば動くこと勿れ」
つまり「見るな、聞くな、言うな、するな」ですね。

●アメリカ

教会の日曜学校で、三猿を使って説教をするようです。
「卑猥なことを見るな、聞くな、言うな」というように。

wise_monkeys
米情報機関の職員向け看板:「ここで見たもの、したこと、聞いたことを持ち帰るな」

●カンボジア

下の写真はアンコールワットの露店で売られていたという、置物の四猿です。

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アンコールワットの四猿

「見ざる、言わざる、聞かざる、しざる」ですね。
右端の「しざる」は股間に手を当てていますw
つまり「姦淫するなかれ」という意味です。


以上、三猿が日本だけのものではなく、世界中で見られるというのは、何とも不思議な話ですね。

シャーロック・ホームズの遺言 実況プレイ Part22

謎の粉ひき場で調査する。
「ワトソン、銃は持ったか?」



全然真相が見えないですね。
プレイヤー置いてけぼりですが、いずれ事件の全体像が一気に繋がります。
伏線を見逃さないように!



今パート動画のファーガソンの日記で触れられていた「コメディア・デラルテ」について紹介します。

●コメディア・デラルテ
16世紀~18世紀にかけてヨーロッパで大流行したイタリアの仮面劇。
仮面を付けたのは、当時の劇場の照明では俳優の表情がわかりづらく、遠くからでもどのキャラクターなのか一目でわかるようにするため。
台詞は決まっておらず、台本のト書きと事前の俳優同士の取り決めだけで、即興で演じるのが特徴。
ストーリーは時事問題や当時の流行り、スキャンダルをふんだんに取り入れており、基本的にゲスい。

circus

起源はイタリアだが、イタリア以外でも流行し、特にフランスでは熱狂的に迎えられた。
外国でもイタリア語で演じるので、観客に言葉が通じないため、自然とアクションが大きくなる。
これが現代のアクロバットサーカスやパントマイムの源流となった。

芝居には必ずお決まりのキャラクターが登場する(落語でいう熊さん、八っつぁん、ご隠居のようなもの)。
これを「ストックキャラクター」という。
以下に代表的なキャラクターを挙げる

masks

●代表的なコメディア・デラルテのストックキャラクター(写真上から)

・イル・カピターノ:軍人で威張ってるが、実は臆病者

・パンタローネ:金持ちで欲深なエロじじい。藤田和日郎の漫画「からくりサーカス」に名前が出てきた

・プルチネッラ:かぎ鼻で白い外套を着た小太りの男。頭が弱く騙されやすい。イギリスでは「パンチ」と呼ばれる。そしてフランスでは、あの有名な「ピエロ」!そう、ピエロの元ネタだったりする

・イル・ドットーレ:パンタローネの友達のじじい。屁理屈ばっかり言う

・アルレッキーノ:一番有名な花形キャラ。やたらアクロバティックなペテン師。マシンガントークで観客を笑いの渦に巻き込む。イギリスではハーレクインと呼ばれる(バットマンの敵役ジョーカーの相棒の女性もこの名前)。フランスではアルルカンと呼ばれる。この名前も「からくりサーカス」に出てきた。

・タルタグリア:公証人の老人。盲目で吃音症。

・ブリゲッラ:アルレッキーノの相棒の小悪党。守銭奴


本場のコメディア・デラルテ観たいんですけど、滅多に来日しないんですよね…
すごく笑えるって評判です。

イタリア語を習得してイタリアに行くしかないか?w