バック・トゥ・ザ・フューチャー実況 Part13

ついに別世界のドクに相まみえる
第3章のハイライトです



ドクは天才ですからね。
どんな分野に行っても能力を発揮してたんでしょうね。

まったく、泣かせるポイントがいっぱいあるゲームだぜ…


今パートでドクと話してみて、思うことがあります。
全然、独裁者らしくないんです。
マーティの話に耳を傾け、社会の欠点を正そうとしています。
本気で社会を改善しようと取り組んでいるのに、結果として警察国家のようになってしまっている。

これ、実は全体主義の本質なんです。

つまりこういうことです。
それぞれのポストに従事する人々は、いたって真面目に職務をこなしている。
ところが社会のシステムが悪いばかりに、結果として全体主義になる。
ある社会の基本モデルに欠陥があれば、上層部の要職にいる人々に悪意があろうがなかろうが、社会は自然といびつな形をとるんですね。

この辺のことを見破って小説にしたのがソルジェニーツィンです。
(「イワン・デニーソヴィチの一日」は感動しました。今、もう一度読み返してます)

ソルジェニーツィン
ソビエトの作家 アレクサンドル・ソルジェニーツィン

現代の日本やアメリカのような民主主義国家は、こういった現象を回避するために、うまい方法をとってます。
それが「三権分立」です。
権力が一点に集中するのを防ぎ、立法・行政・司法それぞれに自己修復機能をもたせています。

私はいま、世界史を改めて勉強してます。
20世紀以前は、国のトップというのはたいがい個人で、この人が絶大な権限を持ってました。
これはいずれ破綻します。
跡継ぎがいなかったり、クーデターで殺されたりで、トップが交代する度に国内は大混乱に陥ります。
近代までの歴史はこれの繰り返しでした。

だから私は思うんです。
ドクは確かに天才だし、色んな改革は効果があっただろうけど、一つだけ見過ごしてた事がある。
それは「自分自身が間違ってるかもしれない」ということ。
だからドク自身を監視して正すような機構を社会に組み込めば、こんな悲惨なことにはならなかったはず。

天才で、自信があったがゆえの盲点だったと思います。

コメントの投稿

非公開コメント