シャーロック・ホームズ:罪と罰 Part33

珍しく、なんとも後味の悪い事件でしたね



私的にはスッキリしない点が2つあります。

1.マーガレット・ホワイトが共犯者である根拠が薄弱
2."神の摂理"にある、犯行に使ったのと同じ致死性植物は、隠滅を謀るほどの手掛かりでもないと思う。

そういえば、どうしてホワイト嬢は教団にあの植物があると知ってたんだろう…
なんか私は勘違いしてるんですかね?

あと以前の動画で、推理パートにおいて
「マーガレット・ホワイトには、致死性植物に関する十分な知識はない」
という選択をしましたが、あれ間違ってたかもしんない。
間違った選択をすればニューロンが赤くなるので、正解だと思ってましたが…

いずれにせよ、あとはレストレードに任せた!
昨日の記事に引き続き、白熱教室の名作をご紹介!

壮大すぎて目眩がした、宇宙白熱教室です。

アリゾナ州立大学の宇宙物理学者ローレンス・クラウス教授が、一般市民を対象に行った公開講座で、全4回。
専門的な知識を持たない人達に最先端の宇宙研究を伝える内容で、数式もバンバン出てきますが、初歩的な数学なので理解できます。
現在、宇宙について何がわかっていて何がわからないのかを、明瞭に示してくれます。

ローレンス・クラウス教授

以下に、動画へのリンクと私の感想を載せておきます。

第1回:入門編① 宇宙のスケールを体感する!〜空間・時間・物質〜

宇宙は常識を遥かに超えた大きさを持つので、均等な目盛りの物差しでは到底測ることはできない。
よって、10の累乗を使う必要がある。
観測可能な宇宙のスケールの範囲は10のマイナス28乗~10の28乗までで、それぞれの累乗のスケールがどれくらいの大きさなのか、感じをつかむために例をあげて教えてくれる。
1mから始まって、10倍また10倍と段々にスケールアップする内に、あっという間に銀河の大きさに達するので、確かに10の累乗は便利なツールである。
逆にどんどん10分の1にしていくと、すぐに原子のスケールまで辿り着ける。
我々の生活圏がほんとうにちっぽけなものに思えてくる

第2回:入門編② 物理学者の秘密のお仕事 ~物事を大ざっぱに捉える!~

「物理学者は牛を球として考える」というジョークを皮切りに、そのくらい単純化して考えると、牛を遺伝子操作して2倍の大きさにすることは出来ない、という命題を立証できることを示す。
この論理の流れは圧巻で、説得力のある語り口に魅了される。

また、フェルミ推定という、かなりあやふやなデータしか揃っていない時に、とにかく概算を求めるやり方を紹介。
これは楽しい。
この方法で、シカゴに住んでいるピアノの調律師の数を求めてみると、実際の数とだいたい合ってるというから驚きである。

さらに感動したのは、フェルミ推定を用いて「古代ローマのカエサルが、死ぬ瞬間に吐いた息の原子を、我々も吸い込んでいる」という事実を証明してしまうくだり。
高校の時に勉強したアボガドロ数が出てきた。懐かしい!
アボガドロ数でこんなに感動する時が来るとはびっくり(笑)

第3回:宇宙膨張 驚異の発見 ~ダークマターへの道のり~

1920年代にハッブルという天文学者が、遠くの銀河が遠ざかっている、つまり宇宙が膨張していることを発見した。
科学者達は、このまま宇宙が膨張し続けるのか、それとも収縮に転じるのか追求を始めた。
その過程で、宇宙に分布するエネルギー量を算定していたら、目に見えない、検出もできない全く謎のエネルギーが宇宙のあらゆる場所に満ちていることがわかった。
その未知のエネルギーを発する物質をダークマター(暗黒物質)と名付け、これが現代宇宙物理学の最大の謎の一つになっていることを解説する。
数式を目まぐるしく駆使して、ダークマターの存在に辿り着く様は圧巻で、知恵熱が出た。
見てるこっちも頭をフル回転させて、議論に追いつくのに精一杯だった。

第4回:そしてダークエネルギーの発見 ~私たちのみじめな最後~


更に宇宙のエネルギー量の議論を進めると、ダークマターの他にもエネルギーが存在することがわかった。
その名も”ダークエネルギー”。
なんと宇宙の総エネルギー量の70%はダークエネルギーらしい。
つまり、我々のように目に見えて手で触れられる物体の持つエネルギーなんて、宇宙全体で見れば誤差のようなもの。
宇宙のエネルギーの殆どは、目に見えず、検出も出来ない未知のエネルギー源から発せられてるという。

タイトルの「みじめな最後」というのは、このまま宇宙が膨張を続けていれば、いずれ周りの空間が光の速度で遠ざかっていくので、観測不可能になってしまうことを指す。
(※質量が光速で移動するのは不可能だが、空間が光速で移動するのは可能)

2兆年後には周りの銀河は無限遠にまで遠ざかって、事実上この宇宙には我々のいる銀河ただ1つしかなくなってしまう。
そうなると、もはや宇宙が膨張していることを証明できない(遠ざかっている他の銀河を観測できないから)。
宇宙にひとりぼっちのようなもので、かなり索漠とした未来になるのは確実らしい。
ま、数兆年後の話なので、我々には全く関係ないと言ってもいいけど。

やはり宇宙の話は面白い。

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