シャーロック・ホームズ:悪魔の娘 推理実況 #07

「エピソード2:緑の研究」の始まりです
タイトルはコナン・ドイルの原作第一話『緋色の研究』をもじってるんでしょうか



そういえばホームズはスポーツマンでしたね…
考古学協会主催のボーリング大会ということで、考古学にまつわる事件になりそうな予感がします。
前作「罪と罰」でも「エピソード2:血の浴室」は、古代ローマ ミトラ教の黄金のナイフをめぐる、考古学絡みの事件でした。
今回も壮大な展開が待ち構えていますよ
推理の難易度は高め。
心してかからねば
今回の事件では、16世紀マヤ・キチェ族のテクン・ウマン王が非常に重要な役回りを演じています。
実在の人物で、マヤ文明が位置していた現在のグアテマラでは国民的ヒーローです。
スペインの征服者ペドロ・デ・アルバラードと決闘して殺され、マヤ文明が終焉を迎えたわけですが、テクン・ウマンがこんなにも有名になった理由は、スペイン側とマヤ・キチェ側の双方に彼の記録が残っているからです。

tecun uman 50 centavos

グアテマラの旧50センターボ紙幣にはテクン・ウマンの肖像が描かれている。
日本でいう新渡戸稲造ポジション?
そして裏にはマヤのピラミッドが!

tecun_uman_statue.jpg

考古学協会ボーリングクラブの入り口にあったのと同じようなテクン・ウマン像。
グアテマラのあちこちにこのような像がある。

ふと、スペイン宣教師ラス・カサスが征服者(コンキスタドール)の蛮行を告発した「インディアスの破壊についての簡潔な報告」を思い出しました。
本書を読んで心底、原住民に同情しました。
この本についてのブログ記事はこちらです。
一読の価値はありますよ

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