映画「インセプション」感想

「インセプション」という映画を観てきました。
以下、ネタバレはしませんが、ストーリーに触れます。
監督は「ダークナイト」のクリストファー・ノーラン。
主演はレオナルド・ディカプリオ。

ディカプリオは、ターゲットの夢の中に侵入して、重要な情報を抜き取る仕事をしている。
謎の投資家サイトー(渡辺謙)はディカプリオに、ある仕事を持ちかける。
大企業の御曹司に、自分の会社を潰すという考えを「植え付ける」仕事だ。
人の考えを抜き取れるなら、植え付けることもできるだろうという理屈である。
ディカプリオは有能なメンバーを集めて、御曹司の夢の中に侵入する。

以上があらすじです。
単純なストーリーですが、
この映画の画期的なところは、夢の中で、更に夢の中に入り込めるという点。
現実から夢の中に入った状態を1層、そこから更に夢の中に入るのを2層とすると、
この映画ではなんと、5層まで入って行きます。
そして層が深くなるほど、体感時間が長くなる。つまり、1層目の世界では2分しか経っていなくても、2層目では20分、5層目の世界では何十年も経っていることになる。

夢から覚めるためには、「キック」をします。
「キック」とは、夢を見てる人間に、物理的に衝撃を与えること。
ぶん殴ってもいいし、ピストルで頭を打ち抜いて、夢の中で死んでもいい。
「キック」すると夢から覚めて、1層上の世界に戻ります。
劇中では、この「キック」をそれぞれの層でタイミングを合わせて、一気に現実の世界に戻れるような計画にしています。
こう書くと複雑そうですが、実際に映画を見ると非常にわかりやすいのが、この映画の脚本の凄いところ。

面白いのが、現実の世界では10時間しか経っていないのに、
最深部に潜ってしまったあるチームメンバーにとっては、数十年も時間が経ってしまって、夢の中にいることさえ忘れてしまう。

私が思うに、この映画のテーマは「なにが自分にとっての現実なのか」です。
平たく言うと、「夢の中の方が幸せなら、そっちを現実と決めてしまってもかまわない」です。
でも、このテーマについてちゃんと考えるなら、実存主義を勉強しないといけないんだろうな。
メンドくさいお・・・

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

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